白銅、黄銅、赤銅(紫銅ともいう)、青銅(青灰色または灰色)は色から区別される。
その中で白銅、黄銅は極めて区別しやすい、赤銅は純銅(不純物< ; 1%)、青銅(その他の合金成分5%程度)で少し区別がつきにくい。酸化されていない場合、赤銅の色は青銅より明るく、青銅は青色または黄色より暗い、酸化後、赤銅は黒色になり、青銅は青緑色(多水の有害酸化)またはチョコレート色になる。
銅及び銅合金の分類と溶接特徴
(1)純銅:純銅はしばしば紫銅と呼ばれる。それは良好な導電性、熱伝導性と耐食性を持っている。純銅はTl、T 2、T 3などのアルファベット+T}(銅)で表される。酸素の含有量は極めて低く、0.O 1%以下の純銅は無酸素銅と呼ばれ、TU 1、TU 2などのTU(銅無)で表される。
(2)黄銅:亜鉛を主合金元素とする銅合金を黄銅と呼ぶ。真鍮用+H(黄)は、例えばH 80、H 70、H 68などを表す。
(3)青銅:以前は銅と錫の合金を青銅と呼び、現在は黄銅以外の銅合金を青銅と呼ぶ。よく使われるのは錫青銅、アルミニウム青銅、敏青銅などだ。青銅用" ;Q,'(青)表示する。
銅及び銅合金の溶接特徴は:
(1)難融着及び変形しやすい
(2)熱割れが発生しやすい
(3)気孔が発生しやすい
銅及び銅合金の溶接は主にガス溶接、不活性ガス保護溶接、埋め込みアーク溶接、ろう付けなどの方法を採用している。
銅及び銅合金は熱伝導性が良いので、溶接前に一般的に予熱し、大線エネルギー溶接を採用しなければならない。タングステン極水素アーク溶接は直流正接を採用している。ガス溶接の場合、紫銅は中性炎または弱炭化炎を用い、黄銅は弱酸化炎を用いて亜鉛の蒸発を防止する。